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サステナビリティの観点から見た物流倉庫現場の課題 | Newsletter Vol. 14, 2024/9/18

— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 14, 2024/9/19 —

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倉庫管理DXソリューション 自動診断ツール

前回のニュースレターでは、業務効率を向上させる「CLOUD照合」機能についてシリーズでご紹介しました。
今回のニュースレターでは、サステナビリティの観点から、物流倉庫現場が抱える課題についてとりあげ、HAKO-FLO®サービスがどのように貢献できるかをご紹介します。

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物流倉庫が抱える環境課題

物流倉庫は、経済活動の要として不可欠な存在です。しかし、その重要性と同時に、照明や空調設備をはじめ多くのエネルギーを消費するなど、環境への影響も無視できません。物流倉庫における主な課題には以下のようなことが挙げられます:

  • エネルギー効率の低さ: 省エネ型の照明や空調設備の導入、再生可能エネルギーの活用など、エネルギー効率化のための取り組みは進んでいるものの、成果は限定的。
  • 大量の廃棄物発生: 包装材の簡素化、リサイクル可能な資材の利用、廃棄物の分別収集など、廃棄物削減のための取り組みは重要ですが、物流の効率化との両立が課題。
  • 社内の環境意識向上の必要性: サステナビリティの重要性を経営者だけでなく全ての社員が理解し、環境負荷低減のための行動を物流現場で実施することが重要。

これらの課題に取り組むことで、物流倉庫はより持続可能な事業モデルへと進化させることができます。環境への配慮は、コスト削減や企業イメージの向上にもつながり、長期的な競争力強化にも寄与することが期待できます。

環境負荷改善の方向性

環境に配慮した物流は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、長期的な競争力強化にもつながります。物流倉庫の環境負荷を低減するためには、次のような取り組みによる効果が考えられます:

  • 労働環境と社会的責任: 作業者の健康と安全を確保することは、サステナビリティの重要な要素であり、過酷な労働環境や長時間労働を改善することで作業者の負担を軽減し、作業の安全性を向上させることができ、労働力不足の解消や作業効率の向上、エネルギー消費の削減が可能になる。
  • 再生可能エネルギーの導入: 太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーを導入し、電力自給率を高める
    • 高効率機器の導入: LED照明、高効率モーター、インバータ制御機器など、高効率な機器を導入することで、エネルギー消費量を削減する。
    • 建物の断熱性能向上: 建物の断熱性能を向上させ、空調負荷を低減する。
    • 物流システムの最適化: 物流システムを最適化することで、ムダな動きを削減し、エネルギー消費量を抑制する。
  • 廃棄物削減: 包装材、古くなったパレット、事務用品などの廃棄物を減らし、環境汚染や資源の無駄遣いを低減する。
    • 包装材の簡素化: 包装材の素材や形状を見直し、必要最小限の包装にすることで、廃棄物量を削減する。
    • 物流資材の共有化: パレットやコンテナなどの物流資材をサプライチェーンで共有し、回転率を高める。
    • リサイクル・再利用の推進: 廃棄物を種類別に分別して廃棄物をリサイクルしたり、再利用したりすることで、廃棄物量を削減し、資源の有効活用を図る。
    • ゼロウェイストを目指した取り組み: 廃棄物を極力出さないように、製品の設計段階からリサイクルや再利用を考慮した設計を行う。
  • 先端技術の導入: IoT をはじめとした技術を活用し、物流倉庫内のエネルギー消費を可視化し、運用最適化の効果を繰り返し評価する。
    • 在庫管理の最適化: 正確な在庫情報に基づき、自社の倉庫需要に適した在庫管理システムの運用を行う。
    • 効率化とコスト削減: 物流DXを推進し、設備の最適化や業務プロセス改善を進め、生産性向上と環境負荷低減を実現する。
    • 規制遵守と透明性の向上: デジタルツールを用いたデータ管理と報告システムの導入により、環境規制の遵守が容易になるのに加え、透明性の向上により、ステークホルダーからの信頼が得られる。
  • サプライチェーン全体の連携: 顧客、仕入先、運送業者など、サプライチェーン全体で連携し、共同で環境負荷低減に取り組む。
  • 人材育成: 環境に関する知識やスキルを持った人材を育成し、サステナブルな運用を推進する。

これらの取り組みを総合的に推進することで、物流倉庫の環境負荷の改善が期待できます。

HAKO-FLO®導入による環境負荷改善効果

HAKO-FLO サービスは倉庫フロア業務の正確性と効率改善を目的としたデジタル トランスフォメーション (DX) ソリューションです。HAKO-FLO サービスを導入することで、いくつかの環境負荷の改善が期待できます:

  • 作業者の負担軽減
    • HAKO-FLO RFID Query は、無線技術を基盤とした RFID 技術を活用し、貨物や商品の情報を即時に読み取ることが可能。これにより、入出庫作業における作業時間の大幅な短縮が実現される。さらに、読み取った RFID 情報はデジタルデータとして管理されるため、貨物や商品の正確な管理も可能。
    • 従来の目視確認による在庫確認作業は、多大な人的資源と時間を要し、倉庫フロア作業の中断を余儀なくされることが多い。HAKO-FLO RFID Query の導入により、短時間での倉庫内確認が可能となり、同時に読み取った情報をデジタルデータとして正確に管理することも可能。
  • 倉庫フロア管理の最適化
    • HAKO-FLOサービスは、従来の紙ベースの記録・管理オペレーションをペーパーレス化し、記録・管理プロセスを自動化。これにより、作業者は倉庫フロア作業に集中することが可能となり、作業全体の効率化と最適化が実現される。
    • HAKO-FLO EZ Report は、従来手間のかかっていた損傷レポート作業を簡素化。iPadを使用して現場で短時間に映像を含む損傷情報を記録し、レポートを作成することが可能となり、倉庫フロア作業の中断を最小限に抑えることができる。
  • 物流資材の再利用
    • 物流資材 (パレット、コンテナ、通い箱など) に RFID タグを貼付して管理することで、資材の所在把握と利用回数の管理が可能となり、物流資材の再利用プロセスが効率化され、資源の有効活用が促進される。

HAKO-FLOサービスの導入により、作業者の負担軽減、倉庫フロア管理の正確化と最適化、および物流資材の再利用促進などの効果が期待でき、これらの効果は労働環境の改善、業務効率の向上、および資源の有効活用につながり、結果として環境負荷の軽減に寄与することが可能です。

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HAKO-FLO サービスの詳細はこちら ⇨

物流倉庫の環境負荷低減は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、コスト削減や競争力強化にもつながる重要な課題です。政府、企業、そして社員一人ひとりが、この問題に対して意識を持ち、具体的な行動に移すことが求められます。環境負荷低減の効果を定量的に測定し、長期的な環境影響評価を行うことで、倉庫管理業務での取り組みの効果を最大化することが期待されます。

HAKO-FLO は、お客様と共に持続可能な物流現場の実現を全面的にサポートしてまいります。ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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