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スキャン一つで、確かな業務基盤を:EZ-dimensioner パート2 – HAKO-FLO Newsletter Vol. 33

— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 33, 2026/4/15 —

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前回のニュースレターでは、貨物の「正しい姿」を、手間なく・誰でも・一貫して記録できる新ソリューション HAKO-FLO®EZ-dimensioner」のリリースをお伝えしました。
EZ-dimensioner 導入の本質的な価値は、「寸法を自動で測れるようになること」ではありません。正確な現場データが無理なく蓄積され、そのデータがそのまま業務改善や経営判断に使える状態をつくることにあります。

今回は倉庫フロアに即時性と高精度をもたらす EZ-dimensioner の具体的な機能と、現場業務にどのような変化をもたらすのかをご紹介します。

スピードと正確さを両立する、次世代の貨物計測

物流業務の現場では「スピード」が求められる一方で、「正確さ」も求められます。
計測の属人化や荷物の寸法や重量の計測ミスは、運賃再計算やトラブル、保管スペースの無駄につながり、日々の業務負荷を増大させる要因となります。
EZ-dimensioner を導入することで、以下のような改善が期待できます。

  • オペレーション品質の安定化・標準化
    誰が、いつ計測しても同じ基準でデータを取得。
    作業の属人化が解消され、オペレーション品質が安定します。
  • トラブル削減・証跡管理の強化
    貨物ごとの 計測画像・寸法・重量・タイムスタンプ を自動保存。
    事後確認や問い合わせ対応時にも、客観的なデータをすぐに提示できます。
  • 保管スペース・荷積み作業の最適化
    実測ベースの「最大容積」データにより、経験や勘に頼らない合理的なレイアウト設計が可能になります。
  • DX を「実装」まで進められる現実性
    大規模なシステム刷新やレイアウト変更を前提とせず、現場の作業動線に沿った形で導入できます。
    サブスクリプション型でスモールスタートできることから、初期投資のリスクを抑えつつ、効果を確認しながら段階的に拡張していくことができます。

HAKO-FLO EZ-dimensioner とは

HAKO-FLO® EZ-dimensioner は、先進的な 3D スキャン技術を用いて、貨物のサイズ (縦・横・高さ)・重量・計測時の画像を自動取得する寸法計測システムです。
標準パレットはもちろん、ドラム缶、長尺・大型貨物といった、従来は計測が難しかった貨物形状にも対応。
既存の倉庫レイアウトを大きく変更することなく、現場の動線に合わせた形で導入できる、実用性と現実的なコストを両立した自動計測ソリューションです。

仕組み:高精度・即時性を支えるコア技術


HAKO-FLO® EZ-dimensioner は、ハードウェアとソフトウェアの両面から、現場に負担をかけない計測を実現しています。

  1. 3D ポイントクラウド計測
    複数センサーにより貨物を全方向から撮影・解析。
    取得した 3D ポイントクラウドを解析し、±0.5 インチ (約 ±1.5cm) の高精度でサイズを自動算出します。
    複雑な形状や多少の傾きがあっても、人手による補正を必要としません。
  1. リアルタイム データ処理
    操作は スマートフォンから。
    スキャン操作後、計測結果は装置側で即時処理され、その場でサイズ・重量・荷姿を確認できます。
    計測のために作業を中断したり、後からデータ整理を行う必要はありません。
  1. クラウド連携
    サイズ (縦・横・高さ)・重量・画像データは、計測完了と同時に HAKO-FLO® CLOUD へ自動保存。
    倉庫フロアから離れた事務所や拠点間でリアルタイムに共有・管理でき、データ転記や入力ミスを防ぎます。

  2. データ統合による業務活用
    各種データは RFIDタグ情報や写真、検品情報などと統合され、貨物単位でのデジタルツインを構成。
    トラッキングや積載最適化、証跡管理など後続の業務へ展開可能。

HAKO-FLO CLOD と連携することで広がる価値

HAKO-FLO® は、倉庫フロアの実作業と、クラウド上の管理システムをつなぐ “中枢 (Brain)” の役割を担います。
HAKO-FLO® CLOUD と連携する EZ-dimensioner は、以下のような効果を発揮します。

  • クラウド上での一元管理 (HAKO-FLO CLOUD)
    EZ-dimensioner で取得した寸法・重量・画像データを自動でクラウドに集約。
    複数拠点の貨物情報を、Web ブラウザから一元的に確認できます。
  • 状態証明 (Proof of Condition) の強化
    EZ-reportEZ-SnapAir と組み合わせることで、破損が検知された貨物に対し、現場スタッフがスマートフォンで追加撮影・コメントを即時登録。
    お客様や運送会社へ共有可能な検品レポートを短時間で作成できます。
  • 在庫・貨物トラッキングの高度化
    RFID Query と連携することで、「サイズ・重量」だけでなく「保管場所」や「出荷状況」まで含めた貨物の全体像を把握できます。
  • スモールスタート可能な DX 推進
    HAKO-FLO® はサブスクリプション型サービスとして提供しています。
    大きな初期投資を必要とせず、現実的な形でデジタル化・自動化を進められます。

特許出願中

ケーススタディから見る、EZ-dimensioner がもたらす現場の変化

EZ-dimensioner は、単に寸法を測るための装置ではありません。
実際の運用を想定したケーススタディを通じて、EZ-dimensioner が倉庫フロアにもたらす具体的な変化をご紹介します。
EZ-dimensioner は、現場の作業動線を大きく変えることなく、正確さを仕組みとして組み込めます。

ケーススタディ1: 不定形・大型貨物の計測を、誰でも同じ基準に
— 計測業務の標準化と、トラブル削減 —
航空貨物を取り扱う現場では、ドラム缶や長尺貨物、大型機材など、形状が一定でない貨物の寸法計測が日常的に発生します。
従来はメジャーを使った手計測が中心で、どうしても作業者ごとの差が出てしまい、出荷後に「寸法が違う」、「計算が合わない」といった確認や問い合わせが後を絶ちません。
EZ-dimensioner 導入後は、こうした貨物も 1回のスキャンで自動計測。
形状に関わらず、同じ基準で最大外形サイズが算出され、計測時の画像やタイムスタンプも自動的に保存されます。
その結果、計測にかかる時間は大幅に短縮され、運賃再計算や事後の確認対応も減少。
現場に、「誰が測っても同じ結果が出るので、安心して次の作業に進める」環境を実現します。

ケーススタディ2: 保管・積載を「感覚」から「データ」へ
— レイアウトと積載効率の改善 —
物流センターでは保管スペースや積載計画に、長年の経験や感覚が大きく頼られています。
システム上の寸法情報と実物に差があることも多く、「念のため余裕を見ておく」運用が常態化。
結果として、スペースや積載効率に無駄が生じています。
EZ-dimensioner を入庫工程に組み込み、すべての貨物を実測ベースで計測し、そのデータを HAKO-FLO® CLOUD に集約することで、貨物ごとの正確なサイズ情報が可視化され、保管レイアウトの見直しや積載計画の根拠として活用できるようになります。
経験に頼る部分はそのままに、「判断の裏付け」としてデータが加わることで、現場・計画担当者の間の認識差も減少し、結果として保管スペースの利用効率や積載率の改善につながります。

ケーススタディ3:「状態証明」を、より確実に、より早く
— ダメージ対応と顧客説明の質を向上 —
国際貨物を扱う現場では、貨物破損時の写真や報告書が個別管理となり、情報の整理や説明に手間がかかることが課題となります。
EZ-dimensioner に、EZ-reportEZ-SnapAir を組み合わせることで、計測時の画像に加え、破損箇所の追加撮影やコメント登録をその場でスマートフォンから行えるようになります。
寸法・重量・画像・検品情報がすべて貨物単位で紐づくため、後から情報を探し回る必要はありません。
検品レポートの作成時間は短縮され、顧客や運送会社への説明もスムーズに。
「言った・言わない」を防ぐ、信頼性の高い Proof of Condition (状態証明) が、日常業務の中で自然に蓄積されていきます。

物流 DX は、自動化を前提とした新しいフェーズに入りました。HAKO-FLO® は単なるツール提供にとどまらず、、現場の作業動線に沿ったカスタマイズや導入設計、運用定着の支援まで、一貫してサポートいたします 。
ダメージ報告やサイズ計測の作業を、よりシンプルで確実な仕組みへ。

EZ-dimensioner のデモンストレーションのご依頼や、現在の作業動線における導入シミュレーションなど、ぜひお気軽にご相談ください。


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