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マニュアル作業を削減する「HAKO-FLO(ハコフロ)」活用事例 – EZ-report編

— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 1, 2023/8/23 —

◆ HAKO-FLOとは

物流管理ソリューション「HAKO-FLO(ハコフロ)」を活用し、入出庫時の計測、検品などの『入出荷管理』、『在庫管理』、『棚卸し管理』、貨物の損傷レポート作成といった『書類作成』など、人手のかかるマニュアル作業を効率化する事例をシリーズでご紹介します。

近年のインターネット通販市場規模の急増とともに物流量が増大する中、マニュアル作業を削減し、既存の倉庫管理システムの改修コストをかけずに、効果的な運用へのシフトが求められています。物流倉庫においては、荷物の受入れ、保管や出庫にかかわる多くの業務を人手によるマニュアル作業で管理しているケースが多く、そこでは荷物の取り間違えや取り間違えに伴う返品費用の発生、在庫数量の正確な把握、棚や倉庫内の空きスペースの有効活用、人員不足による配送遅延の解消や人件費の抑制など、解決しなければならない課題が多いのが現状です。
TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA が開発した物流管理ソリューション「HAKO-FLO(ハコフロ)」は、既存のシステムで発生する入荷時や出荷時の『計測』『検品』などの『入荷管理』をはじめとして、『在庫管理』『出荷管理』『棚卸し管理』外装箱の損傷レポート作成といった『書類作成』など、人手のかかるマニュアル作業を、クラウドやオンプレミスで提供する専用のソフトウェアで管理し、効率化することで、ユーザーの既存システムと連携して効率化をサポートするサービスです。
HAKO-FLO のサービスは、荷物の情報を端末で素早く検出する「RFID Query」、荷物を AR採寸してレポートを作成する「EZ-report」、倉庫内の現品票をペーパーレス化するデジタル現品票サービス「TAG」、これらのサービスから得られるデータを可視化し、相互活用する「Cloud」の 4つのサービスで構成されています。HAKO-FLO はサービスの一部だけでも利用可能。ユーザーの倉庫作業に合わせた最適な形に組み合わせることができるのが特徴です。また、少ない初期投資から始められるサブスクリプションプランによりスモールスタートも魅力の一つです。


◆ LiDAR を活用した
AR採寸による業務効率改善

1)マニュアル作業による課題
全米で物流倉庫を持ち事業を展開しているユーザーは、貨物到着時に外装箱の損傷チェックや、出荷時に外装箱の採寸を実施しています。損傷が発生した場合は、目視による損傷チェックを行い、デジカメや携帯などで写真を撮り、PC に取り込んで損傷レポートにまとめてユーザーへ送付するという作業を、1日あたり数十件実施しているケースがあります。発生するたびに、オフィス側から倉庫現場へ駆けつけて対応するので 1件につき 30分以上を要します。また、出荷時の採寸はメジャーを使ってマニュアルで採寸しており、大型の荷物を採寸する際の作業負荷が大きく、採寸情報のデータベース化も難しい状況です。

2)課題を解消する方法
「HAKO-FLO EZ-Report」では LiDARセンサーが搭載された iPad Pro に弊社アプリケーションをインストールしたタブレット端末で AR採寸、写真撮影、テキスト入力、レポート作成までの一連の作業を完了させることが可能です。これまで個別のツールを使い分散していた作業をタブレット端末のみで完結することで作業効率が向上し、作業時間を短縮します。弊社の実績では 80%以上の作業時間の短縮を実現しました。また、1メートル以上の大型貨物でも AR採寸機能を使うことで楽に、素早く採寸することができます。
現在 ToFカメラを活用した自動採寸アプリの開発も進めており、固定カメラでより楽に、素早く、正確に採寸できるサービスが追加される予定です。

3)クラウドの活用方法
タブレット端末で作成した外装箱損傷レポートや、得られた採寸データは「HAKO-FLO CLOUD」へアップロードすることで簡単にデータベースを作成でき、さらにバックオフィスや他の拠点との情報共有が可能になります。クラウド上のデータを分析・活用することで、輸送品質の向上にも役立てることができます。また、紙を一切使用しないため、ペーパーレス化の推進も可能です。


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