メニュー 閉じる

クラウドサービス パート3: 倉庫フロア業務における HAKO-FLO CLOUD の活用シナリオ

— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 12, 2024/7/17 —

物流管理ソリューション「HAKO-FLO(ハコフロ)」を活用し、入出庫時の計測、検品などの『入出荷管理』、『在庫管理』、『棚卸し管理』、貨物の損傷レポート作成といった『書類作成』など、人手のかかるマニュアル作業を効率化するソリューションをシリーズでご紹介します。

特許出願中

倉庫フロア業務における HAKO-FLO サービス

 これまでのニュースレターでご紹介してきたように、HAKO-FLOサービスは倉庫内の商品や部材、貨物などに貼付られた RFIDラベルや QRコード、あるいは OCR (光学文字認識機能) などによって得られた情報をクラウド サービスで管理・提供するソリューションです。これらの情報は、HAKO-FLO サービスで提供される専用端末にインストールされた HAKO-FLOアプリによって読み取られ、インターネットを介して Microsoft Azure上に構築された HAKO-FLO CLOUDサービスに送られ蓄積されます。
ここでいう HAKO-FLOアプリとは、HAKO-FLO が提供する EZ report や RFID Query、TAG などのアプリケーションを指します。

HAKO-FLOアプリの情報は HAKO-FLO CLOUDサービスに蓄積され、Microsoft Edge や Google Chrome、Apple Safari などの Webブラウザで参照することができます。
今回のニュースレターでは倉庫フロア業務の流れに沿って、HAKO-FLO CLOUDサービスの利用シナリオをご紹介します。

入荷・入庫検収

 HAKO-FLOサービスでは、倉庫で管理されるそれぞれの対象物に固有の識別コードを割当て、その識別コードと一緒に付随する情報をRFIDタグや QRコードなどで管理します。HAKO-FLOアプリはこれらの RFIDタグや QRコードを読み取ることで、倉庫内の対象物を認識します。
例えば、RFID と SKU コードや品目名、品種コードなどを事前に紐付けて管理しておくことで、スキャンされた RFIDタグから対象物の情報を参照することができます。また RFIDであれば 1回で多くの対象をスキャンすることが可能であるため、どの品目がいくつ、いつ入荷したのかを瞬時に処理することができます。
読み取った情報はクラウド サービス上に蓄積・管理されますので、入荷した対象物の情報は倉庫フロアにいなくても、事務所や遠隔地から参照することが可能です。

図1. HAKO-FLO CLOUD の入荷情報表示画面サンプル

HAKO-FLO CLOUDサービスでは、蓄積された情報を目的に応じて表示したり、検索する機能が実装されています。
例えば特定の日に入荷した対象物を品目ごとに表示したり、品種コードごとに一覧表示することが可能です (Group表示機能)。

また特定の品目のみを表示したり、品種コードに特定のコードを含んだもののみを絞り込んで表示することも可能です (サーチ機能)。
例えば同じ商品でも大・中・小といったサイズごとに ’PRODUCTA-L’、’PRODUCTA-M’、 ’PRODUCTA-S’ のように品種コードが分けられている場合、”PRODUCTA” を含む 品種コードをフィルターして一覧表示することが可能です。

対象物を特定の倉庫内の棚で管理する場合、各棚に棚位置を特定するための識別コードをQRコードで用意しておき、対象物を置いた棚の QRコードを読み取ってその情報をクラウドサービスにアップすることで、それぞれの対象物の棚位置の管理も行うことが可能です。各対象物に棚位置情報が付随していると、特定の対象物が倉庫内のどの棚にあるのかをクラウドサービスで検索・表示することが可能となり、対象物が倉庫のどこにあるのかを特定できます。よって、対象物を探して倉庫内を捜し歩くことなく、目的の対象物を見つけることができますので、倉庫フロアでの作業効率を改善することが可能です。

棚卸

 多くの倉庫において棚卸しは目視確認が中心となっており、人手も時間もかかる作業ですが、倉庫管理業務を維持する上で定期的に実施しなければならない必要不可欠な作業です。HAKO-FLO RFID Query サービスは、RFID無線タグを瞬時に読み取るため、目視確認する必要なく、対象物の所在を確認することが可能です。

RFID Query の場合、棚卸しで読み取った RFIDタグ情報はクラウド サービスで管理されるため、倉庫内にあるもの、ないものを一覧表示することが可能です。
例えば品種コードごとに棚卸しできたものとできなかったものを表示したり、棚位置情報も対象物に付随している場合には、棚位置ごとに保管されている対象物をリストすることも可能です。

図2. HAKO-FLO CLOUD の棚位置ごとの情報表示画面サンプル

対象物の棚位置情報も管理している場合、もし棚卸しでスキャンされない対象物があった場合、その対象物があるべき棚を特定して確認することが可能ですし、RFID Query の検索モードを活用することで、倉庫内で特定の対象物を探すことも可能です。

棚卸しの結果として、スキャン結果をレポートする場合などは、棚卸し結果のデータを HAKO-FLO CLOUDサービスから CSVファイル形式でエクスポートすることが可能ですので、そのデータを Excel などに取り込み、報告書として記録を残すことが可能です。

出庫・出荷検品

 対象物を出庫・出荷する場合、正しい対象物がピックされているかを確認する検品作業が重要になります。
HAKO-FLOサービスでは、お客様の出庫リストに記載されている対象物を HAKO-FLO CLOUDサービスでリスト作成し、ピックされた対象物をスキャンすることで、正しい対象物がピックされているかどうかを確認することができます。

図3. HAKO-FLO CLOUD のリスト管理画面サンプル

各対象物に棚位置情報が付随していれば、特定の対象物が倉庫内のどの棚にあるのかをクラウドサービスで検索・表示することが可能となり、対象物が倉庫のどこにあるのかを特定できます。よって、対象物を探して倉庫内を捜し歩くことなく、目的の対象物を見つけることができますので、倉庫フロアでの作業効率を改善することが可能です。
正しい対象物がピックされていることを確認後、出荷用の梱包を行い、改めて出荷確認のために対象物をスキャンしてクラウドサービスに情報をアップロードすることで、何をいつ出荷したのかといった記録を残すことが可能です。

また、出荷作業時に送付先コードを HAKO-FLOアプリに入力し、スキャンされた情報と合わせてクラウド サービスにアップロードすることで、送付先ごとの出荷情報をクラウドサービスで確認することも可能です。
例えば特定の出荷先に先月発送された対象物を一覧表示し、先月送付された品目や品種コード、数量、出荷日などを報告書に添付することが可能です。


HAKO-FLO CLOUDサービスに蓄積されたデータの活用

HAKO-FLO CLOUDサービスでは、蓄積したデータに基づき、物量増減の統計データとして需要予測に活用することや、入庫時からどの程度倉庫に滞留しているかを示す滞留在庫データとして在庫管理に活用するなど、クラウドサービスをさらに活用してお客様の倉庫業務を支援する活動を進めています。

 弊社では、クラウドサービスをはじめ業務効率効果の高い技術を活用し、「HAKO-FLO (ハコフロ)」として導入しやすいサービスをご提供させていただいています。また、これらの技術を現場で活用するためのコンサルティングもご提供させていただきます。
倉庫管理でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。


お問い合わせページへ