— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 30, 2026/1/22 —

TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA INC. (TEDAI) は、倉庫現場で発生する事象をデジタル化する HAKO-FLO® を通じ、お客様と共に刻々と変化する物流倉庫環境における「確かな情報」を追求してまいりました。
2026年の幕開けにあたり、RFID タグや QR コードを基軸とした個体管理が、最新の LiDAR 技術や高精度イメージングと融合することで実現する、新しい倉庫管理のアプローチをご紹介します。
「識別」の多様性が生む、情報のスタートライン
現代の物流において、個体識別は単なる識別票を超え、デジタル上の「貨物の ID カード」としての役割を担っています。RFID Query を活用したオペレーションでは、広大な倉庫に積み上げられたパレットを、立ち止まることなく一括読み取りを可能にするだけでなく、現場で広く普及している QR コードも、RFID と同じレベルの個体 ID としてシームレスに統合管理できる柔軟性を備えています。
この「識別手段を選ばない」高度な汎用性こそが、すべての情報の出発点となります。一括で遠隔から読み取る RFID の機動力、そして確実に対象を捉える QR コードの信頼性。どちらの手段を用いても、手入力によるミスを過去のものとし、HAKO-FLO® は瞬時に「どの荷物が、今、どこに存在するのか」という揺るぎない事実をシステムに記録します。この確固たる個体識別がベースにあるからこそ、その後に続く詳細な計測データや写真記録が、初めて価値を持つ「生きた情報」へとつながります。
LiDAR と識別 ID の融合が生む、貨物のデジタル・プロファイリング
HAKO-FLO® が提案する検品フローでは、RFID や QR コードによる ID 特定と、EZ-report による LiDAR 計測がシームレスに連動します。
現場の作業者がタグやコードを読み取り、その貨物の情報が呼び出され、LiDAR センサーが貨物の外形寸法を自動計測します。メジャーを当てる手間も、数値を台帳に書き写す必要もありません。識別された「個体」に対し、LiDAR による「精密な空間データ」が自動的に紐付けられる。この一連の動作により、貨物の身元と寸法、そして位置情報までもが、一切の矛盾なくデジタル化される「デジタル・プロファイリング」が完成します。これは、積載効率の最適化だけでなく、貨物の安全管理においても、高い次元の管理精度をもたらします。
高画質エビデンスが証明する「デジタル情報の真実味」
HAKO-FLO® が提供する「情報の即時共有」と「オートアップロード機能」は、EZ-SnapAir によってさらに拡張されます。識別 ID で認識された個々の貨物に対し、貨物の「ありのままの姿」を高画質の写真で記録し、瞬時にクラウドへ同期します。
タグやコードが「何があるか」を伝え、LiDARが「どれほどの大きさか」を教え、そして EZ-SnapAir の高画質写真が「どのような状態か」という決定的な記録として保持される。これら三位一体のデータが、識別 ID を共通キーとして完全に統合されることで、物流の透明性が実現します。解像度の高い写真は、万が一のダメージ発生時にも、貨物のデータベースと紐付いた「高画質な記録」が、迅速かつ公正な状況判断を可能にします。
特許出願中
2026年、HAKO-FLO® と共に「物語」としての物流を
TEDAI は、本年も「現場の事実を、真実のデータに変える」ことに情熱を注ぎ続けます。RFID・LiDAR・高画質画像という三つの知性が融合した HAKO-FLO® によって、倉庫現場の DX 化が加速します。
個体識別から始まる一連のデジタル・ストーリーが、皆様の倉庫現場をよりスマートに、そしてより強靭なものへと変貌させる。私たちはその伴走者として、2026年も全力でサポートさせていただきます。
新たな一年の始まりが、皆様にとって素晴らしい飛躍の年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
倉庫 DX ソリューション HAKO-FLO® は、お客様と共に持続可能な物流現場の実現を全面的にサポートしてまいります。倉庫管理の課題や DX 推進についてお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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