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RFID を活用した業務効率改善 Part 1

— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 2, 2023/9/15 —

物流管理ソリューション「HAKO-FLO(ハコフロ)」を活用し、入出庫時の計測、検品などの『入出荷管理』、『在庫管理』、『棚卸し管理』、貨物の損傷レポート作成といった『書類作成』など、人手のかかるマニュアル作業を効率化する事例をシリーズでご紹介します。

前回のニュースレターでご紹介した「EZ-Report」に続き、今回からは「RFID Query」を活用して、既存システムの改修コストをかけずに業務効率化を実現する事例をご紹介します。

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◆ RFID を活用した業務効率改善

米国で物流業を展開されている企業の多くの倉庫では、毎月数千箱を超える入出荷業務が行われていますが、作業工程ではマニュアル作業による課題や市況的背景、地域的背景からくる課題など多岐に渡る相談をいただいています。

1)倉庫業務における課題
照合機能を持つアプリケーション「RFID Query」は、様々な課題に対して業務効率の改善ソリューションをご提供します:
 ・目視で出荷検品を 1点ずつ突き合わせるため、業務負荷が大きい
 ・作業員がパッケージに書かれている日本語が読めないため、出荷検品のミスが発生
 ・商品によっては冷蔵倉庫の中での長時間の目視作業による作業員への負荷が大きい
 ・オフィスと倉庫を行き来している時間が多い
 ・棚卸に時間がかかっている
 ・ミスロケーションの商品を探すために時間がかかる
 ・作業員の入れ替わりが激しく、作業員により作業レベルが安定しない
 ・人件費の高騰

2)RFID活用の準備
RFID を活用するためには、対象貨物に RFIDタグを貼付してどの程度の精度で読み取れるか、事前に精度検証が重要です。RFID は無線技術なので 100%の読取保障はされておらず、対象貨物の内容や対象との距離によって読取精度が変わるため、実際の運用で 100%に近づけるための実証実験が必須です。RFIDタグにもさまざまな種類があり、どのタグが最適であるか、現場の作業環境や対象貨物を把握しながら選定する必要があります。(図1)

図1 – RFIDタグの一例

また、作業工程の中で RFIDタグを貼付する工程が発生しますが、既存の作業工程に大きな影響を与えず、タグの貼り間違えを防ぐための工夫も重要となります。
使用する RFIDタグが決まったら、必要情報を専用の RFIDプリンタで RFIDタグへ印字・エンコードして、対象貨物へタグを貼付していきます。

3)倉庫業務における RFID活用にむけて
いかに既存のオペレーションへの影響を少なく抑え RFID活用の効果を最大化するには、オペレーションを理解し RFIDの特徴の理解と豊富な導入経験が不可欠です。
TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA が開発・提供する HAKO-FLO サービスの一つ「RFID Query」は、RFIDリーダー端末を使い、一般的な入出庫作業工程における入荷・入庫検収から出荷検品まで幅広く利用可能です。(図2)
次回のニュースレターでは、入出庫作業におけるピッキング・出荷検品と、棚卸のシーンについてご紹介します。ご期待ください。

図2 – 倉庫内の作業の流れ

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