— Newsletter Archive: Newsletter Vol. 9, 2024/4/17 —
物流管理ソリューション「HAKO-FLO(ハコフロ)」を活用し、入出庫時の計測、検品などの『入出荷管理』、『在庫管理』、『棚卸し管理』、貨物の損傷レポート作成といった『書類作成』など、人手のかかるマニュアル作業を効率化するソリューションをシリーズでご紹介します。

前回のニュースレターでは RFID技術全般に関して取り上げ、RFIDタグの規格や技術的な特徴、RFIDリーダーなどの機器についてご紹介しました。
今回は倉庫業務における検品や損傷報告作業を効率化する「EZ report」で活用されている技術についてご紹介します。
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(1) 検品業務及び損傷報告作業を効率化する「EZ report」
人手のかかるマニュアル作業を専用のソフトウェアで管理し効率化する「HAKO-FLO」サービスの一つである「EZ report」は、倉庫業務における入出荷時の検品業務や貨物・商品の損傷の記録・報告作業をペーパーレス化しさらにデジタル化することで、それぞれの作業の効率化と報告された後のフォローアップ業務を円滑に進めるためのソリューションです。

EZ report は、検品業務において対象の貨物や商品に貼付されているラベル情報を読取り、検品結果を HAKO-FLOクラウド (以下クラウド) で管理します。この一連の業務は EZ report がインストールされた iPad Pro端末一台で行えるため、限られた時間で効率よく検品業務を進めることが可能です。
また貨物や商品に損傷があった場合、対象の貨物や商品を特定し、損傷の写真と共にクラウドで情報を管理します。写真を含む損傷に関連した情報は EZ report がインストールされた iPad Pro端末一台で収集することができ、短時間で損傷情報を報告することが可能です。クラウドにアップされた損傷情報は写真も含めていつでもどこからでも参照することができますので、関係者は現場に赴くことなく状況を確認することが可能です。
(2) 採寸及び損傷を計測する「LiDAR」技術
EZ report では、梱包箱のサイズを計測したり、損傷個所のサイズを計測するために LiDARセンサーを使った AR採寸機能を搭載しています。LiDARを活用することで、物理的に対象物に触れることなく、iPad Pro端末のみで計測対象を採寸することが可能です。
LiDAR (Light Detection and Ranging) は、赤外線や近赤外線などの人の目には見えないレーザー光を用いて物体の形状や距離を計測します。レーザー光は電波に比べて波長が短いため、誤差が発生しにくく、遠距離からでも高精度で小さい物体の計測が可能な特徴を持っています。近年では自動運転車や自動搬送ロボットなどで周囲の情報を得るために LiDARの活用が進んでいます。

EZ reportで採用している Apple社製 iPad Pro に搭載されている LiDARセンサーは、周辺環境を三次元的に捉えることができ、物体の形状や距離を高精度で計測することができるのに加え、開発者向けに各種ソフトウェア ライブラリも提供されています。さらに iPad Pro が搭載している高性能 CPUにより、LiDAR情報をリアルタイムで加工することができます。
(3) バーコードや文字の認識
EZ report では iPad Pro で撮影された画像からバーコードや QRコードを検出し、エンコードされているラベル情報を読み取るために、Vision Framework を活用しています。(Vision Framework は Apple社が提供するコンピューター ビジョン技術を活用するためのフレームワーク) また、光学文字認識 (OCR) によるテキスト抽出機能など、画像情報に対して様々な機能を提供しています。


弊社では、RFIDや画像処理技術をはじめ業務効率効果の高い技術を活用し、「HAKO-FLO (ハコフロ)」として導入しやすいサービスをご提供させていただいています。また、これらの技術を現場で活用するためのコンサルティングもご提供させていただきます。
倉庫管理でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。
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